コラム
冬のアンチエイジング 〜 emi 〜
2017.12.18
皆様、こんにちは、本日コラム担当emiです。
さて、老けて見える人と若く見える人の違いって何なんでしょう。
それは、『◯の力』の違いなんです!!
12月も中旬になり、ぐっと寒さも本格的になってきました。そして、年末年始に向かって慌ただしい気分にもなってきましたね。
冬になると、風邪の他にもいろいろ不調が起こりやすくなります。
いつまでも若々しく元気で過ごしたい。
この願いは、特別なものではなくだれもがほとんど同じような願っているのではないかと思います。
でも、毎日の何気ない過ごし方で何歳も年齢に差が出てしまうことをご存知ですか?
今日はそんな冬の毎日の過ごし方について私が普段から心がけていることをお話しします。
中医学の中の五行学説でいう、冬の季節は『腎』と『膀胱』
これは、水の経絡とも言われています。この『腎』は、体内に水分を蓄えたり、排泄したり、熱を冷ましたりする作用を司っています。また、生命エネルギーの源のようなところなので、腎臓が弱っているというより、生きる力が衰えてきてしまった!
まさに、生きる力そのもの!なんです。
『腎』のエネルギーが不足してくると、水分や老廃物の代謝が悪くなり、体温のコントロールが効かなくなって手足がほてるなどの症状が出てきます。逆に、体を温める機能が弱って冷え性や下痢になることも多くなります。泌尿器系との関連が深く、精力減退や不妊、更年期障害など、生殖器のトラブルやホルモン異常なども起こりやすくなります。
年齢に関わらず、抜け毛や白髪が多くなったり、シミやシワが増えたり、若いのに老けた印象に見られがちなのも『腎』の衰えから起きる現象です。
また、恐れや驚きの感情との関連が深く、強いストレスで一晩で白髪になってしまった。という方もいらっしゃいますよね。
老けて見える人と若く見える人
その違いは「腎力」の違いにあるんです!!!
気温が下がり陰気が増す冬は、
本来ならば、生命エネルギーを温存するためにいつもよりも早く寝て、遅く起きてゆったりとすごすべき季節なんですね。
特に無理をしているという感覚がなくとも、温かいころと同じように過ごしてしまうと、この時期はもう動きすぎ。
本来温存しておくべき腎気を、すり減らしてしまうこととなり
老化を加速させてしまうということなのです。
「腎力アップ」はすなわち「東洋医学的アンチエイジング」
なんです!!
腎を養う色は黒色!
黒ゴマや黒米、黒豆など、、、
黒い色の食材は、栄養価が高いことの表れです。老化を防止し体温を温め、新陳代謝を活発にして腎機能を向上させる作用があります。
私は、黒豆を塩味だけで炊いておき、玄米や雑穀米と一緒に炊いたり、蜂蜜をかけておやつにしたり積極的に食べています!
寒さが深まり、腎が弱まるこの時期は
黒色の食材を積極的に摂って、腎を養ってあげると良いですね。
ほかにも、腎を養う食材は、
◎ネバネバの食材 山芋、おくら、納豆など
◎海藻類 わかめ、昆布、めかぶ、ひじき
◎ナッツ類 クルミ、松の実、クコの実など
その他に、アロマオイルでマッサージをするのもお勧めします。
『腎』に働きかけホルモンバランスを整えてくれる
ゼラニウム
『腎』の機能低下による老化肌に有効な
ローズウッド
などで、ツボ押しをしながら、優しく体をトリートメントしてください!
詳しいツボやマッサージの仕方については、
来年一月から
毎週火曜日高宮スタジオ11:30から担当します
【アロマヨガ】にてお伝えさせていただきます(o^^o)
今の自分の体質を作っているのは、他でもない自分自身。
ですから、習慣を変えていけば必ず体質は変わるはず。
毎年冷えで悩んでいるという方は、今年こそ冷え体質を脱却しましょう!
〜emiインスタ〜